逆流性食道炎
逆流性食道炎
胃液の逆流によって、胸焼けや逆流感の症状を伴います。
逆流性食道炎 症状
逆流性食道炎の症状は、主に胸焼けと逆流感で、週2回以上または週1回でも重い症状があれば、治療をしましょう!
胸焼けは、胸の真ん中の下やみぞおちの上から、喉にまで広がるような灼熱感があります。
逆流感は、一度飲み込んだ物が、喉に込み上げてくる感じがします。
口まで上がってきたり、酸っぱいものが上がってくるように、感じることもあります。
他にも胃もたれや、お腹が張るように感じる、膨満感が出ることもあります。
胸焼けや逆流感を感じても、食道炎とは思わず治療しない人が多いようです。
週2回以上、または週1回でも重い症状があれば、消化器科や消化器内科などで
治療をしましょう!
逆流性食道炎は、食事と密接な関係があるため、不快感や精神的な不安からくるストレスなどで、
仕事に集中できないなど、気付かないうちに効率が悪くなったりします。
逆流性食道炎 治療
胃の内部は胃酸に触れても大丈夫ですが、食堂は胃酸に対して全く無防備で、強力な消化作用に
よって溶け、逆流性食道炎に発展します。
通常は、胃と食道の境目にある括約筋によって閉じられ、食物が胃に向かって流れる時だけ緩みます。
括約筋が必要時以外に緩むと、胃液が逆流することがあります。
食べ過ぎや脂肪分を取った時などは、括約筋が緩みやすくなるそうです。
内視鏡で調べ、炎症がなくても症状が出る人もいれば、重度の炎症でも症状を訴えない人もいるそうで、
炎症と症状の強さは関係ないとされています。
治療には、最高の特効薬と呼ばれるPPIという胃酸を抑える薬を使用します。
2ヶ月を目安に、症状か炎症がある間飲み続けます。
すごく楽になるそうですが、薬で抑えている状態ですので、脂っこいものを食べ過ぎない、
ストレスを避けるなど、生活習慣を見直しましょう。
残念ながら、半年後には9割の人が再発しているそうです。
薬は一時しのぎですので、生活習慣や体質の改善を図り、逆流性食道炎を起こしにくい体にすることが大切です。